開発部が作成した試作品をもとに、工場で大量生産した際に「味」を再現するための工程設計を手がける。原料の入荷確認や機械への材料の投入順など、生産からスープ出荷までの検証と改良を重ねる。
サンヨー食品の「クオリティ」を守る、開発と製造のつなぎ手
開発部が作成した試作品をもとに、工場で大量生産した際に「味」を再現するための工程設計を手がける。原料の入荷確認や機械への材料の投入順など、生産からスープ出荷までの検証と改良を重ねる。
サンヨー食品の「クオリティ」を守る、開発と製造のつなぎ手
「アイデア」を「製品」へ。
大量生産に向けた緻密な設計書をつくる。
開発と製造、二つの視点をもとに、
スープのスペシャリストとして成長していく。
開発研究としてスープの工程設計を手がける醍醐味は、即席麺のスープに関するあらゆる知識が得られる点だと思います。粉末スープや液体スープ、顆粒スープ、調味料など、あらゆる種類の製品化の流れが学べるし、1,000種類以上ある原料の特性も見分けられるようになる。また開発部と製造部の橋渡し役をするからこそ、開発と製造両方の視点が身につくし、かやくパックのメーカーや製造機械の設備メーカーなどとも連携するため、製品化に必要な情報がどんどん入ってくる。言うなれば、即席麺のスープのスペシャリストになれる仕事だと思います。スープについてここまでとことん極められる環境が揃っている部署だと思うので、スープに興味がある方には全力でおすすめしたいです。ただ、得られる知見の幅が広い分、常に吸収し続けないといけないのもこの仕事の特徴。できることが増えれば増えるほど、身につけるべき知識も増えてくるので、大変だなと思うときもあります。それでも、自分の知識をすべて注ぎ、他部署と協力して進め新製品が完成したときは、言葉に言い表せないほど嬉しい気持ちでいっぱいになります。今後も、スープのスペシャリストとして胸を張れるよう、まだ手がけたことがない種類のスープの設計にも挑戦し、貪欲に知見を獲得し続けたいです。
家で料理をするとき、各工程の意味を調べることを心がけています。料理というより、化学の実験をする感覚です(笑)。作ったことがない料理にチャレンジするときは、メモ用紙を手元に置くようにしています。